映画『ボーダー 二つの世界』公式サイト|2019.10.11(金) ROADSHOW

ボーダー 二つの世界

第91回 アカデミー賞 メイクアップ&ヘアスタイリング賞 ノミネート / 第71回 カンヌ国際映画祭 ある視点部門グランプリ受賞 / 第54回 スウェーデンアカデミー賞最多受賞 作品賞、主演女優賞、助演男優賞ほか
監督・脚本:アリ・アッバシ 原作・脚本:ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト『ぼくのエリ 200歳の少女』
私は心を嗅ぎ分ける
『ぼくのエリ 200歳の少女』の衝撃再び!切なくも美しい究極の北欧ミステリー
強い詩。社会に見捨てられた者が人生において愛と怒りの間で選択を迫られる、大人のためのおとぎ話。――ギレルモ・デル・トロ(映画監督『シェイプ・オブ・ウォーター』)
10月11日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町・ヒューマントラストシネマ渋谷他
ロッテントマト 満足度驚異の97%!※2019/7/18時点
受賞一覧

イントロダクション

心が張り裂けるほどの衝撃!
北欧から、新たな傑作現る――
善悪、美醜、性別、貧富、国籍、宗教……
誰がこの世界の境界線を引いたのか?

第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に出品され、俳優のベニチオ・デル・トロら審査員を驚嘆させ、見事グランプリを受賞した作品が『ボーダー 二つの世界』だ。人並外れた嗅覚を持ちながらも醜い容貌のせいで孤独を強いられるティーナが、ある男との出会いにより、人生を変えるような事件に巻き込まれていく。

イラン系デンマーク人の新鋭アリ・アッバシ監督と“スウェーデンのスティーヴン・キング”と称され、『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作者としても知られるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストが原作と共同脚本を手掛けた本作は、ジャンル映画の枠を超えて高い評価を受け、本年度アカデミー賞®メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネート、第54回スウェーデン・アカデミー賞で作品賞をはじめ最多6部門を受賞するなど、各国の映画賞を席巻した。なお、本作には各国の映画祭で「ショッキング過ぎる」と話題になったシーンがあったが、製作者の意向を汲み修正は一切無し、ノーカット完全版での日本公開を決定。

謎が謎を呼び、螺旋のように絡み合いながらたどりつく、心をわしづかみにされるような衝撃の真実。 北欧映画の新時代を予感させる傑作が、ここに産声をあげる!

ストーリー

孤独な税関職員のティーナは、ある日、謎の男に出会う――

スウェーデンの税関に勤めるティーナは、違法な物を持ち込む人間を嗅ぎ分ける能力を持っていたが、生まれつきの醜い容姿に悩まされ、孤独な人生を送っていた。

ある日、彼女は勤務中に怪しい旅行者ヴォーレと出会うが、特に証拠が出ず入国審査をパスする。ヴォーレを見て本能的に何かを感じたティーナは、後日、彼を自宅に招き、離れを宿泊先として提供する。次第にヴォーレに惹かれていくティーナ。しかし、彼にはティーナの出生にも関わる大きな秘密があった――。

BORDER シーン1
BORDER シーン2
BORDER シーン3
BORDER シーン4
BORDER シーン5
BORDER シーン6
BORDER シーン7
BORDER シーン8
BORDER シーン9

キャスト

イザベラ・ブロウ

エヴァ・メランデル

( ティーナ )

イザベラ・ブロウ

エーロ・ミロノフ

( ヴォーレ )

スタッフ

アリ・アッバシ

( 監督・脚本 )

1981年、イラン生まれ。工科大学での研究をやめて、建築を研究するために最終的にスウェーデンのストックホルムに移り住んだ。2007年、建築学の学士号を取得。その後デンマーク国立映画学校に入学し、演出を学ぶ。最初の監督・脚本長編作品『Shelly(原題)』(16)は、2016年のベルリン国際映画祭のパノラマセクションでプレミア上映を果たした。

ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト

( 原作・脚本 )

1968年、スウェーデン生まれ。スウェーデン人作家。首都ストックホルム郊外のブラッケバーリで生まれ育つ。手品師として、北欧のカードトリック選手権で2番に入賞。その後は、12年間スタンドアップコメディアンとして活動。テレビシリーズ「Reuter&Skoog(原題)」(99-01)のほか、舞台演劇やテレビドラマの脚本も書いている。彼の最初の小説で、『ぼくのエリ 200歳の少女』の原作でもある「Let the Right One In」は、その洗練されたストーリーテリングと、ホラーとイマジネーションへの強い力などが網羅された一連の内容が評価され、2005年ノルウェーでの翻訳本ランキングで最優秀小説、スウェーデンのラジオの文学賞および、2008年のセルマ・ラーゲルレーヴ文学賞の受賞者に選ばれた。また、2008年北欧理事会文学賞の最優秀賞を受賞し、2015年にはアウグスト賞にノミネートされた。
ここ数年は、独立していながらも関連性のある「I Am Behind You」,「I Always Find You」,「Our Skin」,「Our Blood」,「Our Bones and The Last Place」などの小説のコレクションを発表することで、ジャンル分野での強い地位を維持してきた。

ヨーラン・ルンドストルム

( メイクアップ )

1967年、スウェーデン生まれ。本作でスウェーデン映画協会よりゴールデン・ビートル賞の最優秀メイクアップ賞を受賞し、アカデミー賞®メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(16)や『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などでヘアメイクデザイナーを務めた。

パメラ・ゴールダマー

( メイクアップ )

本作でスウェーデン映画協会よりゴールデン・ビートル賞の最優秀メイクアップ賞を受賞し、アカデミー賞®メイクアップ&ヘアスタイリング賞にノミネートされた。『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(10)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(11)などに携わった。テレビシリーズでは、「ゲーム・オブ・スローンズ」(11-19)のうち10エピソードでメイクアップを担当。近作に『X-MEN: ダーク・フェニックス』(19)がある。

ペーター・ヨルト

( 視覚効果 )

1970年、デンマーク生まれ。『ドッグヴィル』(03)、『マンダレイ』(05)、『アンチクライスト』(09)、『メランコリア』(11)、『ニンフォマニアック』(11)、『ネオン・デーモン』(16)、『ホリデイ』(06)、『ハウス・ジャック・ビルト』(18)などを手がける。

エヴァ・メランデル

ティーナ

974年12月25日、スウェーデン生まれ。同世代の中で最も才能のある俳優としてスウェーデンで認知されている。ステージ上とスクリーン上の両方において等しく熟達していることを証明してきた。ベアータ・ゴーデーレル監督のスウェーデン映画『Floking(原題)』(15)で、批評家から称賛された演技でスウェーデン・アカデミー賞ゴールデン・ビートル賞を受賞。 最近は、テレビシリーズ「Rebecka Martinsson:Arctic Murders(原題)」(17)に出演。同番組は、スウェーデンや、イギリスのチャンネル4、その他いくつかの地域で放送された。

また、絶賛を浴びたスウェーデン/デンマーク合作の犯罪シリーズ「THE BRIDGE/ブリッジ」(11-18)をはじめとした、多くのスウェーデンの作品に出演。ラッセ・ハルストレム監督作『ヒプノティスト-催眠-』(12)と、ババク・ナジャフィ監督の 『Sebbe(原題)』(10)では主演を務めた。 スウェーデン国立アカデミーでも演技を学んでおり、ストックホルムの王立ドラマ劇場、ストックホルム市立劇場など、スウェーデンで最も権威のある劇場でいくつかの舞台作品を主演。エヴァは現在、ウプサラ市立劇場で「リチャード3世」の役を演じている。

エーロ・ミロノフ

ヴォーレ

1980年5月1日、フィンランド生まれ。父方からドイツ、ロシア、スウェーデンの血をひく。2005年にヘルシンキの演劇アカデミーを卒業後、フィンランドで15以上の長編映画に出演している。海外でも『Popular Music(英題)』(04) (レーサ・バーゲル監督)、『The Home of Dark Butterflies(英題)』(08) (ドメ・カルコスキ監督)、『False Trail(英題)』(11)(シェル・スンズヴァル監督)、そして『Sixpack(英題)』(11)、などいくつかの作品に出演。テレビ・舞台への出演歴もある。

伝記映画『Ganes(原題)』(07)でフィンランドアカデミー賞主演男優賞に、テレビシリーズ「Hooked(原題)」(15)でVenla賞に最優秀俳優にノミネートされた。第89回アカデミー賞®外国語映画賞フィンランド代表作としても出品された、ユホ・クオスマネン監督作品『オリ・マキの人生で最も幸せな日』(16)はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門でグランプリを受賞し、その演技でフィンランドアカデミー賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。

北欧から未曾有の傑作現る――
『ボーダー 二つの世界』に寄せられた絶賛コメント

※敬称略・順不同

強い詩。社会に見捨てられた者が人生において
愛と怒りの間で選択を迫られる、
大人のためのおとぎ話。
特殊メイクに興味があるなら、
これ以上に良い作品はない。

――ギレルモ・デル・トロ(映画監督)

こんな映画、観たことない。前代未聞!

――島田荘司 (作家)

幻想的な物語だが、そこにある痛みは、
あまりにもリアルで生々しく、息を呑んでしまう。

―――近藤史恵(作家)

「なんだ、やっぱり同じところあるよね?」
という甘い共感を打ち砕く物語。
安心させてくれない美。最高だ。

―――坂木司(作家)

森の匂い。獣の息づかい。苔の下の幼虫の蠢き。
一呼吸ごとに人間の鎧が脱げ、魂の双子を求める。
境界線が分けるもの、
それは性別でも血でもなく、
心の形の違い。

―――深緑野分(作家)

この作品には、
グロテスクな謎、グロテスクな恐怖、
グロテスクな美、そしてグロテスクな驚愕がある。

―――三津田信三(作家)

原初のメルヘンの衝撃。
僕らが痛みに慣れきった
現代の傷口を照らし出す閃光。
この映画は魔術的な落雷だ。

―――井上雅彦(小説家)

主人公の人物造形の圧倒的な完成度。
とにかく彼女が魅力的で、
その生き方から、目が離せない。

――乙一(作家)

これまでの概念、美意識、価値観、倫理観、偏見、
そしてジャンル映画の“ボーダー”さえも超えて、
破壊する。 決して、北欧ならではの御伽話では終わらせない。
この分断格差社会に警鐘を鳴らし、
世の真意を嗅ぎ分ける、
ポジティブなる異形への賛歌。
私たちの”ボーダー“が試され、
自身の”ボーダー“を超えられるかが問われる。

―――小島秀夫(ゲームクリエイター)

恐ろしくも、胸をざわつかせるファンタジー。
日本に伝わる伝承が思い浮かんだ。

―――畠中恵(作家)

いたるところで亀裂が走り、
〈われら〉と〈やつら〉に分断が進む世界を、
この映画は正気に押し戻そうとする。

―――有栖川有栖(小説家)

ひそやかに境界(ボーダー)を
出で入るモノたちの悲哀と絶望と歓喜。
誰も知らない北欧の神秘(ミステリー)が、
あなたの胸奥を直撃する。

―――東雅夫(アンソロジスト/幻想文学評論家)

生半可でない、究極の「違い」
受け入れられるか。ルッキズム、身体、
ジェンダー、異能、習慣、文化、歴史……。

―――三辺律子(翻訳家)

黒いファンタジーはこれほどまでに
残酷で哀切だ。

―――倉知淳(作家)

ジャンルの枠組みを超越し、
ロマンス、北欧ノワール、社会的リアリズム、
ファンタジーを巧みにミックスさせた作品。

―――Variety

★★★★★
アリ・アッバシ監督は、
アウトサイダーの辛辣な寓意をもって、
不気味で素晴らしいものを作り上げた。

―――Time Out

『ドラゴン・タトゥーの女』が
犯罪スリラーにもたらしたように、
スウェーデンの感性を
ホラー・ファンタジーのジャンルにもたらした。
永遠の夜の国へようこそ。

―――Arizona Republic

忘れられない場所に
あなたを連れて行ってくれる。

――The Wall Street Journal

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